013.新橋
所在 山形県上山市
竣工 明治13年8月
撮影 平成18年9月
地図 ココ
備考
上山市内には、明治期に作られた4つの石橋がある。
その内のひとつ、新橋。
やはり明治期に作られた石橋には独特の美しさがあるように思う。
んが、正直僕の好みからは微妙にずれるのだ。
なんか、このくらい古いものになると、もうすっかり、ジャン!歴史的遺構!!みたいになっちゃって、なんかこう、生々しさのようなものがなくなってしまい、博物館の展示物を見ているような気になってしまう。
なので僕の好みとしては昭和初期から20年代位までの、コンクリート橋。
この新橋のある楢下は江戸期の宿場として、関連するいろんな建物が整備され見学できるようになっている。集落一体的に歴史的な景観を尊重しているのだ。
素晴らしいことだが、これも僕にとっての「生々しさ」を失わせる一因なのかもしれない。
まあなんだかんだいっても、綺麗な趣のある風景であることには間違いないのであります。
ちなみに明治13年8月に、駅の乗降客相手の「新橋車夫会社」が設立され(新橋繋がりで。勿論こっちは東京の新橋)、この年「へなちょこ」という言葉が流行した。
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