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031.西千手橋

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所在 新潟県長岡市
竣工 昭和28年10月
撮影 平成19年2月
地図 
ココ
備考 

新潟県長岡市はかつて長岡藩の城下町として栄え、司馬遼太郎の『峠』の主人公である河井継之助や、「米百俵」で一躍有名になった小林虎三郎などの藩士を輩出し、その後も海軍大将山本五十六から、ジャーナリストの櫻井よしこ、ミュージシャンのスネオヘアーに至るまで、各方面の著名人を生み出している。
ついでに紹介すると、普段『ドラえもん』くらいしか漫画を読まなかった僕が、ついうっかり全巻揃えてしまった『るろうに剣心』の作者の出身地もこの辺りであり、周辺の地名が登場人物の名前に用いられている。
そのように県下有数の古い歴史を持つ都市である故に、戊辰戦争と所謂太平洋戦争では市街が焦土と化す大きな被害を受け、また平成16年の新潟県中越地震での被害も記憶に新しいが、長岡市は災害を受けるたびにたくましく復興している。
僕も新潟市に住んでいた頃には、全国的に名の知れた長岡花火のときや、その他折々にここを訪れ、戦災資料館や山本五十六記念館などにも足を運んだ。

…がっ!旧橋や白看的視点をもって長岡市を訪れたことはこれまであまりなかったように思える。それに8年間も新潟に住み、何かと新潟県に所縁が深くなった割にはブリグ中の新潟ネタも思うように増えない。
そこで今回、またしても所用のついでに、前々から気になっていた長岡市街のこの橋を見に行った。

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…そうは言っても、わざわざ見に行くには小さく地味な橋なのである。
交差点のすぐ側にあるので、常に信号待ちのクルマが停まり、なかなか落ち着いて撮影できない。街中でカメラを携えることにはもうすっかり慣れたが、やはり停車中の車の傍でしゃがみこんだりすることには抵抗がある…。

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天気が良すぎて、極端な逆光下にあったので黒く潰れた写真になってしまい非常に見づらいが、よく見ると竣工年次が昭和28年と比較的新しい。
少々期待はずれだったが、これも戦災と無縁ではないだろう。
橋が新しいこともまた深い歴史があるが故なのかもしれない。
古い歴史を持つ長岡市でいろいろ旧いモノを見つけちゃおう!という僕の安直な企ては出鼻を挫かれた恰好だが、このあと思いがけないウレシイ出会いが待っていた。

ちなみに昭和28年10月に、日本では東京都内に赤デンワが初めて登場し、海上保安庁の巡視船が竹島に日本領の標柱を立てた。

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