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036.辧當澤橋

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所在 山形県西置賜郡小国町
竣工 昭和16年7月
撮影 平成19年5月
地図 
ココ
備考 

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久々の旧橋ブリグの更新は、僕にとって思い入れの深いR113から。
R113の旧橋はこれまで、027.旧旧赤芝橋029.旧上杉橋030.旧下杉橋をアップしているが、まだこのラインには旧橋はある(とはいえ、もう既に先達によって紹介済み)。
この辧當澤橋は、現在の紅葉橋の旧橋に当たり、現道からも時期によっては見ることができる。特に今回はまだ春だったこともあり、藪はまだ茂っておらず、じっくりと観察することができた。

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恐らく未舗装の旧道&旧橋。すごく雰囲気がよい。
未舗装の旧国道、というものにグッとくる。
現道の紅葉橋の竣工年次を見てくるのを忘れたが、この辺りの道は昭和42年の羽越水害を契機に、昭和40年代後半にかけて改修されていったので恐らく昭和50年頃までは現役だったか、旧道落ちして間もない頃だったろう。

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橋の先(山形方向)の旧道も素晴らしいコンディションで、これなら徒歩での通過は十分可能である(写真左)。
また、このことも先達によって広く知られていることだが、この辧當澤橋にもさらに旧橋が存在し、現在はその橋脚のみが残っている(写真右)。
橋の名前は変わってしまったが現紅葉橋を現橋とするならば、それ以前には2代の橋が架かっていたことになるが、このことはちょうど年代的にも027.旧旧赤芝橋009.旧赤芝橋の関係に近い。
このことからも明治以来、急峻な地形を走るR113のルートが改修されてきたことがよく判る。

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さて、実はここには一昨年の9月にも来ていたのだが、その時はこんな様子で、とても観察どころではなかった。

ちなみに昭和16年7月、日本では関門トンネル下り線が開通し、御前会議では「対英米戦も辞さず」という帝国国策要綱が策定されたが、この内容は同月中に既にアメリカの暗号解読室によって解読されていた。

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